2022年春に備前市認可対象の小規模保育園を新設します

森と自然を活用した心豊かな子育て支援とまちづくりを目指して 2022年春に備前市認可対象の小規模保育園を新設します

2017年に自主事業としてスタートした森っこえんは、「子どもが自ら育つ力を信じ、生きる力を育む」ことを目的として満3歳児から5歳児までの幼児にむけての自然保育を展開してまいりました。
近年は「自己肯定感」や「非認知能力」を乳幼児期に育むことの重要性、一人ひとりに寄り添った温かい対応やまなざしの必要性が広く認知されるようになってきました。「人としてうまれもつ五感や、さまざまな感覚機能を使って、体全体をフル活用してのびのびと遊ぶ」「自然や大地に触れながら、多様な人とのかかわりの中で育つ」ことの大切さが唱えられる一方で、家庭の中では叶えることが難しい場合も多く、このような時代だからこそ自然の中での環境を活用した心豊かな育ちの場が一層求められているのだと強く感じています。
同時に、子育て世代の就労ニーズも増加の一途をたどっており、備前市では特に0歳から2歳児までの待機児童対策が重点課題となっています。就労の必要性と子どもの豊かな育ちの両立のはざまで悩む声も増えてくる中、会としてなんとか地域のみなさまの期待に応える方法はないかと検討をかさねてきましたが、この度、新しく低年齢層への保育に対応した事業の新設が決定しました。
これまで当法人は「プレーパーク事業」「地域子育て支援拠点事業」「利用者支援事業」「森のようちえん事業 認可外保育施設 森っこえん」と4本の柱をもって運営してまいりました。今後は中心に「小規模保育事業」を据えることで、それぞれの事業を連携し、新しい地域コミュニティの創出を目指していく予定です。
保育事業単体ではなく、子どもとすべての子育て家庭への居場所提供・支援を集約した「総合的な子育て施設」の設立は全国でも類を見ない、先進的な取り組みになるのではないかと考えています。すべての事業がひとつの大きな森のもと、それぞれに特性を生かして光かがやく未来に向かって枝葉を伸ばしていくことを目指しますので、会員のみなさまにもぜひ応援をしていただければと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
※事業の詳細については、今後、会のホームページやニュースレター、SNS等でも随時お知らせをしてまいります。

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